カラオケの映像が古いのはなぜ?最新映像が使えない2つの裏事情

あなたはカラオケに行ったとき、
曲に合わせて流れる映像を
じっくり見たことはありますか?

カラオケで流れる映像は、
平成初期~中期の雰囲気が漂っていて
なんだか古く感じますよね。

最近ではPVや本人映像に対応している曲も
増えていますが、大半の曲は古い映像が
流れます。

あの独特な映像を見ると、
「カラオケに来たんだなあ」という
気持ちにもなりますよね。

ではなぜカラオケで流れる映像は
古いままなのでしょうか?

それは、大きく二つの理由があります。

1つ目は、映像を作るのにコストが
かかるためです。

そして2つ目は、カラオケ映像は
配信制ではないためです。

 

目次

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問題はコスパにあり⁈カラオケの映像が古い2つの理由を解説

 
冒頭でも述べたように、
カラオケの映像が古いのは
  • コストがかかるため
  • 映像は配信制ではないため
この2つの理由があります。
もう少し詳しく説明しましょう。

 

コストがかかるため

まず、カラオケには毎月数千曲も
追加されます。

新しい歌が追加されたら古い歌が
削除されるわけではありません。

カラオケ映像を作るのには、
いくつもの行程が必要です。

・脚本、演出を決める
・ロケ地を決める
・出演者を決める
・機材、日程調整
・現地で撮影
・映像の編集

一つの映像でだいたいこれだけの行程を
踏むことになります。

一曲ごとに新しい映像を撮っていたら、
とても採算が合いませんよね。

また、カラオケ映像は曲のイメージに
合ったものを流すのが基本です。

1年に1回映像を変えると考えても
コストがかかりすぎてしまいます。
 
 

映像は配信制ではないため

カラオケの曲は、毎月各カラオケ店に
配信されるようになっています。

これに対してカラオケ映像は、
本人映像を除いて配信されていません。
 
カラオケの機械に
元から入っているのです。

映像の数は数千ほどあります。

配信された曲の歌詞やイメージに合わせて、
機械に入っている映像を
同時に流しています。

例えば、失恋がテーマの曲なら
男女の別れの映像、歌詞に「桜」という
単語が多く含まれていると
春の桜の映像が流れる、などです。

よって、機械を変えない限り
ずっと同じ素材が使われることに
なります。
 
カラオケの機械は長くて5年は持つので、
機械を変えるタイミングによっては
かなり古い映像をずっと使うのです。

これらの理由を知れば、カラオケの映像が
古くなってしまうのも納得です。

そこで、最近のカラオケ映像は
できる限り古臭さを感じさせないように
工夫して作られています。

例えば、時代を感じさせるものは
カラオケ映像には映しません。

代表的なアイテムは携帯電話ですね。

携帯は毎年進化しているので、
すぐに時代遅れになってしまいます。

また、撮影地も特定の地名を
連想しないような場所を選んで
なるべく長く使えるようにされています。

 

好きな映像で歌うには?アプリやカラオケの機種をチェック!

最近では、カラオケで好きな映像を
流せるようになってきました。

JOYSOUNDDAMの場合は、
アプリをダウンロードすれば
自分の好きな映像や写真をカラオケ映像に
することができます。

機種によってはYouTubeから好きな映像を
流すこともできます。
この機能は友達とカラオケに来た時に
特に役立ちます。

好みの映像や時代に合った映像を
流しながら歌うと、盛り上がること
間違いなしですよ。

また、DAMの特定の機種にはパネルから
好きな映像を選ぶ機能が搭載されている
ことがあります。

アプリをダウンロードするのが面倒な人は、
その機能を使うのもいいですね。

 

まとめ

カラオケの映像は古かったり、
曲と合わなかったりしますが、
あの映像はカラオケ独自の文化とも
言えます。

初めは気になるかもしれませんが、
見ているうちに面白くなってきたり、
話のネタになったりすることも
あるでしょう。

また、人物が出てくる映像をよく見ると
ストーリーが面白いこともよくあります。

ぜひカラオケの映像にも注目しながら
楽しんで見てくださいね。
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