コットンテントのメリットは?普通のテントより快適な3つのポイント

あなたはキャンプをするとき、
どんなテントを使っていますか?

普通のテントを使っているという人は、
おそらくポリエステル素材のテントなのだと
思います。

最近では、コットンテントの人気が
高まっているようですよ。

コットンテントはその名の通り、
綿でできたテントのことです。

また、綿とポリエステル素材混合の
テントであるポリコットンテントも
売られています。

では、コットンテントには
どのようなメリットがあるのでしょう?

コットンテントのメリットは3つあります。

・火の粉に強い
・吸湿性がある
・熱を遮断する

これらはすべて、
ポリエステル素材のテントには
無いメリットです。

もしテントに上記のような機能を
求めているなら、コットンテントを検討する
価値がありますよ。

 

目次

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夏は涼しく冬は暖かい⁈コットンテントの3つのメリットを解説

先ほど述べたように、コットンテントは
普通のポリエステルテントには無い
メリットがあります。

ちなみに、ポリコットンのメリットも
ほぼ同じです。

純コットンのテントよりは
機能が少し下がります。

それでは、一つずつ詳しく解説しましょう。

 

火の粉に強い

キャンプで火の粉が飛んで
困った経験をした人はいますか?

ポリエステルのテントでは、
火の粉がテントに付くとその部分が
すぐに溶けて穴が開いてしまいます。

また、ランタンやストーブなどの暖房器具に
テントが当たると一瞬のうちに
溶けてしまいますよね。

穴が開いてしまうと、
テントとしての機能は下がります。

しかしコットンテントなら、
小さな火の粉程度なら穴は開きません。
 
また、ストーブやランタンも火が付いた瞬間に
テントから離せば溶けません。

なぜそうなるのかというと、
元々ポリエステルが火に弱く
綿は火に強いためです。

火の粉でテントをダメにしたくない人には
コットンテントはかなりおすすめできます。

 

吸湿性がある

綿は湿気をよく吸い取ります。
それはコットンテントでも同じです。

夏のテント内はジメジメして
蒸し暑くなりますよね。

しかし、コットンテントを使えば夏でも
湿度が高くなりすぎずに快適に過ごせます。

また、冬のシーズンも吸湿性のあるテントは
役に立ちます。

ポリエステルのテントだと、
冬はすぐに結露ができますよね。

コットンテントなら、湿気を吸収して
外へ出すので結露が発生しにくいのです。

 

熱を遮断する

コットンテントは
熱を遮断する能力にも優れています。

夏場は外気の熱を遮断し、
中に入れないようにします。

そして冬はテント内部の熱を外に逃がさずに
とどめてくれます。

前途した吸湿性と熱の遮断が組み合わさると、
かなり快適に過ごせるであろうことは簡単に
予想できますね。

 

雨が降っても大丈夫⁈コットンテントの2つのデメリット

大きなメリットがあるコットンテントですが、
もちろんデメリットもあります。

まずは、値段が高いことです。

コットンテントは普及してきたとはいえ、
まだまだ少数派です。

製造にもコストがかかるため、
値段も普通のテントより
高くなってしまいます。

家族で大きなテントで過ごしたい、
という人にとってコットンテントは
かなり高額の買い物になるでしょう。

もう一つのデメリットは、
雨に弱いことです。

メリットの際に述べた通り、
コットンテントは吸湿性が高いです。

吸水性も高いため、
雨が降るとテントがどんどん水を吸います。

水を吸った衣服が重くなるのと同じように、
コットンテントも相当重くなってしまいます。

そのため、雨の日にコットンテントを使うと
帰り道が非常に大変になることが
予想できますね。

また、水をたくさん吸うので
しっかり乾かさないとカビが生えます。

ポリエステルのテントに比べて
乾く速度も遅いので管理はきちんと
しなければなりません。

 

まとめ

コットンテントのメリットとデメリットは、
使う人によって着目するポイントが
異なると思います。

冬キャンプが好きでストーブやランタンを
多用する人ならコットンテントのメリットが
ありがたいと感じるでしょう。

反対に、雨が降るときもキャンプをしたい人や
コスパ重視の人にとっては、コットンテントは
使いにくくなります。

コットンテントの購入を検討する際は、
自分自身のキャンプスタイルをよく見直して
本当に必要か考えてみるのが
いいかもしれませんね。
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