広まってきています。
ヴィーガンとは、
動物由来のものを生活に
取り入れない人のことです。
食べ物から洋服、日用品などの中で
生産過程で動物が関係しているものは
避けるという考え方ですね。
その中でもとくに有名なのは
食生活でしょう。
完全菜食主義者という呼び方も
ありますよね。
では、ヴィーガンの食事内容は
いったいどのようなものなのでしょうか?
・ヴィーガンが食べるものの代表例…
野菜、果物、豆類、米や小麦、イモ類、
ナッツ類です。
・ヴィーガンが食べないものの代表例…
肉類、魚、貝類、乳製品、卵、はちみつ
です。
目次
ヴィーガンを理解するために食事内容を詳しく紹介!食べない物とは?
さきほどヴィーガンの食べるものと食べないものをざっと紹介しましたが、
食べるものから順に
詳しく説明していきます。
野菜、果物
ヴィーガンの食事の中でも、かなりの部分を占めるのが
野菜と果物です。
野菜や果物ならなんでも食べることが
できます。
ヴィーガン食には
ほぼ毎食たくさんの量の野菜が
登場します。
そして、その種類も豊富なことが
多いです。
日頃いろいろな種類の野菜を食べるのは、
意識しないと難しいですよね。
ヴィーガンの人はそこもしっかり
考えています。
野菜にはビタミンが豊富に
含まれているので、体にもいいですね。
果物はおやつや食後のデザートとして
重宝されています。
豆類
豆類はタンパク質をとるのに重要な食材です。
そのまま豆をゆでたり
豆腐や豆腐ミートなどの加工品を
食べたりします。
日本には特に大豆を使った食品が
たくさんありますよね。
納豆や豆乳、豆腐、油揚げは
スーパーへ行けばいつでも簡単に
購入できます。
その点では、日本で豆類を摂取するのは
かなり難易度が低いといえます。
米、小麦
米や小麦は植物性なので、食べることができます。
炭水化物をとるのに最適ですね。
玄米や白米、麺類やパンなど
バリエーションも豊富なので
飽きが来ることはなさそうです。
イモ類
じゃがいもやさつまいもなどのイモ類でも炭水化物を摂取できます。
イモは素材の味を楽しむこともできますし、
料理の具として使うこともできるので
万能な食材です。
ナッツ類
アーモンドやくるみなどのナッツ類もヴィーガンの食事に
よく登場します。
ナッツには脂肪も含まれており、
お手軽に食べられるのがいいですね。
料理に入れても、
そのままおやつとして食べてもOKです。
では次に、ヴィーガンの食事で
食べないものを紹介します。
肉、魚、貝類
動物や魚の肉は食べません。貝も動物由来のものとして
考えられています。
また、かつおだしなどの
魚由来のだしも食べないという
ヴィーガンが多いです。
乳製品、卵
乳製品や卵には、動物が関わっていますね。
牛乳なら牛が、卵ならニワトリが
生産しています。
よって、これらの製品も
食べません。
はちみつ
はちみつは蜂が作るのでセーフだと思うかもしれません。
しかし、はちみつは
元々は蜂の食べ物であるという
考え方があります。
それを横取りすることになるので、
はちみつもヴィーガンの食事では
食べられません。
植物由来である
メープルシロップなら食べられるので
これを代用することが多いです。
まだまだハードルが高い?ヴィーガン食の課題と解決策とは?
ヴィーガンの食事にはいくつかの課題があります。
考えられる解決策とともに
紹介しましょう。
調達場所が限られる
スーパーだけでは、ヴィーガンの食材を完璧にそろえることは難しいのが
現状です。
栄養バランスを考えながらとなると、
余計に困難になってしまいます。
なので、ネット通販を利用するのが
おすすめです。
近所で手に入りにくいものは、
ネットの力に頼りましょう。
食費が増えることがある
これは、その人がヴィーガンになる前にどのような食生活を送っていたかに
よります。
一般的には、ヴィーガンになると
それ以前よりも食費が増えることが
多いです。
やはり格安で売られているような商品は
動物由来のものが散見されます。
しっかりと表示を見て買うと、
どうしても安くない商品を選ぶことにも
なります。
自分のお財布と相談して、
これまで以上に
ちゃんと管理をしていきましょう。
まとめ
ヴィーガンの食事内容が分かったところで、ヴィーガンに
少しでも興味が出てきましたか?
実はヴィーガンにも種類があり、
毎日厳格に食事を管理するタイプもいれば、
週に一日だけヴィーガンの食事をとる人も
います。
世間ではヴィーガンというと
厳しいイメージがあるかもしれませんが、
その実態は人による、
といったところです。
誰でも気軽に始められるのが
ヴィーガン食のいいところだと
思います。
最近ではヴィーガン向けの
外食メニューも登場しているので、
ハードルは低くなりつつあります。
この機会に、一度ヴィーガン食を
試してみるのはいかがでしょうか?