博多駅から発車し、吉塚駅、香椎駅、
赤間駅、折尾駅、黒崎駅、戸畑駅、
小倉駅、行橋駅、宇島駅、中津駅、
柳ヶ浦駅、宇佐駅、杵築駅、別府駅、
大分駅、鶴崎駅、臼杵駅、津久見駅、
佐伯駅、延岡駅、南延岡駅、日向市駅、
高鍋駅、佐土原駅、宮崎駅、
南宮崎駅を経由し、宮崎空港駅まで
停車します。
つまり、
博多から宮崎空港駅までの約30駅を
特急で停車しているということです。
こうしたこともあり、現在は
日本一長い在来線の昼行特急列車と
言われているのです。
目次
いつから⁉︎なぜ現在は日本一長いと言われているのか?
にちりんシーガイアが日本一長いと言われている理由は、
2017年3月のダイヤ改正にあります。
それまで日本一長い在来線と言われていた
「ワイドビューしなの」の大阪~名古屋~
長野間(441.2キロメートル)に
運行されていた一往復が
名古屋~長野に短縮されたことから、
これまでの距離が改訂され、
このにちりんシーガイアが
一番の走行距離だと言われるように
なったのです。
ちなみに、にちりんシーガイアは、
41.3キロメートルの走行距離を
誇っています。
そのため、走行する便数が少なく、
一日3本しかありません。
また、
始発駅の博多駅から終点の宮崎空港駅までの
所要時間は5時間30分から6時間かかります。
にちりんシーガイアを利用する際気をつけたいこと3点
にちりんシーガリアを利用する際、注意しなければならないことがあります。
1つ目は、駅弁です。
前述したとおり、始発から終点までは
5時間30分~6時間程度と長く、
途中でお腹がすいたりのどが渇いたり
してしまうことが考えられます。
しかし、
駅弁を買うことができる駅も限られており、
なおかつ一度ホームに降りて
食べ物や飲み物を購入しても、
発車に間に合わなければ意味がありません。
駅弁を購入できる場所を
あらかじめ確認しておき、
時間に余裕を持って購入するように
しましょう。
2つ目は、座席です。
にちりんシーガリアは、
席が3種類に分かれています。
まずはグリーン車です。
グリーン車は、
普通車両とは異なり、3席並列です。
普通車両は4席並列なので、
普通車両より余裕を持って
座ることができます。
また、
リクライニングができるのも魅力です。
次に、普通車指定席です。
グリーン車ほど込み合うことはなく、
チケットを比較的簡単にとることが
できます。
しかし、グリーン車に比べると
ゆったりすることはできないため、
短距離で利用される方におすすめです。
最後に、普通車自由席です。
人が少ないため、
騒音が気になるという方におすすめです。
また、安く乗ることができるのも
自由席の魅力の一つです。
著者自身、友人と旅行に行った際、
にちりんシーガイアでは
ありませんでしたが、
グリーン車・普通車指定席・普通車自由席の
3つがある電車に乗ったことがあります。
そのときは、普通車指定席を利用しました。
長距離だったので
あまりのんびりできないまま、
移動しただけで疲れてしまい、
その後の観光をあまり楽しむことが
できなかったという苦い思い出があります。
走行距離に合わせて選ぶことを
おすすめします。
3つ目は、乗り過ごしです。
にちりんシーガイアは、
1日3本しか通っていません。
そのため、少しの油断が命取りとなります。
著者も、電車で乗り過ごしをしたことは
何度もあります。
ゲームに集中していたり、
寝落ちしてしまっていたりと
原因は様々ですが、そのたびに
家族に迷惑を掛けてしまっていました(笑)
電車であれば
少し待てばまた電車は来ますが、
にちりんシーガイアはそうはいきません。
乗り過ごしのないよう、
確実に通過駅は確認するようにした方が
良いです。
まとめ
にちりんシーガイアは、走行距離が長い分、快適に座れる座席の工夫が施されています。
また、自販機が車内にあったり、
荷物置き場があったりと、
長距離を移動する際には非常に便利な
交通機関です。
にちりんシーガイアで
快適な移動を楽しみましょう!