それはずばり「分類」の違いです!
というのも「ユリ」は
ユリ科に属する植物を
ぜ~んぶまとめた総称のこと!
ユリには
テッポウユリやヤマユリ、
オニユリなど
様々な種類があります。
カサブランカは
そんなユリの中の一種類なんですね!
どうでしょう、
問題は解決しましたか?
それでは、ここからは
「ユリ」と「カサブランカ」について
詳しく見ていきましょう!
目次
日本経済の救世主だった!?意外と知らないユリの特徴解説
あなたは「ユリってどんな植物?」
と聞かれたら、
何と答えるでしょうか?
「白い大きな花」
「根っこが食べられる!」
「冠婚葬祭につかう花」
「いい匂いがする!」
そんな説明をするかも
しれませんね!
ユリは
ユリ科に属する多年草で、
5月から8月にかけて
花を咲かせます。
原産地は北半球の
亜熱帯・温帯・亜寒帯で、
分布しているのは
アジアやヨーロッパ、
北アメリカなど!
日本にも15種類のユリがありまして、
なんとそのうちの7種類は日本の特産種なんです!
実は日本は
野生ユリの宝庫ともいわれるほど
ユリに恵まれています!
もともと野生種だったユリは
はじめは食用や薬用として
栽培されていました。
しかし江戸時代には
その花の美しさに海外からも
注目が集まります!
そのきっかけはヨーロッパの医師、
シーボルトや植物学者の
ツンベルクによって
海外に日本の植物が
紹介されたことでした。
たしかに
普段食べ物として見ていたら、
その花の美しさに
気づかないかもしれませんね!
その後ユリは国内でも
様々な品種改良が行われたほか、
ヨーロッパにも輸出されました。
日本のユリは
ヨーロッパにおいて高値で取引され、
その美しさから
大変な人気を呼びました。
明治時代にもなると、
ユリを主力にした貿易会社も設立され、
ヤマユリやテッポウユリが
アメリカやイギリスを
はじめとした海外に輸出され、
日本の経済を支えました!
その後、残念ながら
丈夫な品種が開発されるにつれ
ユリの輸出は衰退してしまいましたが、
日本のユリを原種とした
さまざまなユリが
今でも世界中で愛されています。
また、ユリには
「純潔・無垢・威厳」という
花言葉がありますが、
白や黄、黒やオレンジなどの
色によっても
花言葉があるんですよ!
例えばユリの代表、
白色には「純潔」「威厳」、
黄色のユリには
「陽気」「偽り」「不安」、
黒色には「呪い」「復讐」
オレンジには
「愉快」「華麗」「憎悪」「軽率」
などがあります。
意味合いの振り幅が激しい!!
でもたしかに、
黒いユリなんかは妖しい美しさに
惹きつけられてしまいそうですよね!
そんななかでも
冠婚葬祭に向いているのが白いユリ!
結婚式や葬儀など、
人生の節目にふさわしい
演出をしてくれます。
マイナスの意味合いもないので、
花言葉が気になる!というときは
白いユリを選ぶのが
間違いないでしょう!
そしてこの白いユリの代表が
カサブランカ!
以下ではカサブランカについて
一緒に見ていきます!
冠婚葬祭と言えばこの花!白ユリの一種「カサブランカ」の特徴解説
主に冠婚葬祭で使われる白ユリの一種
それがカサブランカです。
大きな白い花と強い香りが特徴で、
厳粛な場にも華やかな場にも
つかわれます!
カサブランカは
日本原産のヤマユリとカノコユリを
かけあわせてつくられたユリです。
オランダに持ち込まれた後に
品種改良が行われ、
日本に再輸入されました!
背丈は1~2メートルほどで、
真っ白な花を咲かせます。
その花言葉は
「高貴」「純潔」「祝福」など!
思わずため息がもれてしまうような、
そんな美しい花なんです。
結婚式など、
飾られる機会の多いカサブランカは
あなたが間近で見ることも
きっとあるはず!
ぜひ近くに寄ってみて、
その姿を見てみてくださいね!
知ってると少し嬉しい!ユリの仲間、カサブランカ
いかがでしたか?カサブランカは
ユリの一種ということが
お分かりいただけたかと思います!
忙しい毎日を過ごしていると
花を楽しむ機会も
少なくなりがちですよね。
そんな時、
「カサブランカ」という名前を
知っていると、親しみをもって
花に接することができるのでは
ないでしょうか!
知れば知るほど奥が深い
「ユリ」の世界!
ぜひあなたの大切な人に
教えてあげてください!