もう始まってる!?教科担任制を小学校で行うことのデメリットとは?

最近、小学校でも
教科担任制を採用する動きが
始まっています。

これまでの小学校では、一人の学級担任が
ほとんどすべての教科を教えるという
学級担任制がメインでした。

 
教科担任制では、
中学や高校と同じように
教科によって指導する先生が分かれます。

先生にとっては、専門的な内容を
より詳しく教えられるようになるという
メリットがあります。

しかし、小学校の教科担任制には
デメリットもいくつかあるのです。

それは、
・先生の負担が減らないこと
・教科間のつながりがなくなること
・クラスの都合に合わせられないこと

です。

 
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教科担任制が抱える問題とは?3つのデメリットを解説!

小学校で教科担任制を導入することで、
冒頭で述べたようなデメリットが発生する
可能性があります。

一つずつ詳しく解説します。

 

先生の負担が減らないこと

教科担任制にすることで、
先生一人が複数の教科を教えるという
手間はなくなります。

そう聞くと
先生の負担が減ったようにも思えますが、
別の部分で負担が増えてしまいます。

教科数が減る代わりに、
受け持つクラスの数が増えるのです。

そうなると必然的に、
指導する児童の数が増えます。

小学生の時期は、
学習の基礎を固めるのが
大事ですよね。

児童によって、勉強の理解度や
進み具合もバラバラになりがちです。

ただでさえ、35~40人の小学生の
様子を見るのも大変な状況で、
児童の人数だけが増えたら
どうなるでしょう?

一人一人の様子をしっかり把握することは
不可能になってしまいます。

教科の数が減っても、
指導するクラスが増えたら先生の負担は
減る(または増える)だけです。

 

教科間のつながりがなくなること

小学校の授業では、
教科間のつながりを意識した学習を
行なうことが多いです。

例えば、総合や社会の授業で出てくる
表やグラフを見る力は、
算数の授業で養われます。
 
国語で培った読解力や表現力は、
その他の教科の作文や発表時に
発揮できます。

このように、すべての教科が横断的に
つながっているのが小学校の学習の
特徴です。

しかし、教科ごとに先生が分かれると、
このクラスでは何をしたのか、
何をしていないのかが
判断しにくくなってしまいます。

 

クラスの都合に合わせられないこと

上記で述べたことと関係しますが、
教科担任制になると
クラスごとの都合に合わせるのが
難しくなります。

例えば、とあるクラスで1時間目に
国語の授業があったとしましょう。

2時間目は総合の授業の予定でした。

しかし国語の内容にクラスが熱中し
思ったよりも進まなかったため、
2時間目の冒頭だけ国語の続きを
勉強することにしました。

このような状況が、
小学校では起こりやすいです。

 
もし学級担任がすべての教科を
教えていたら、クラスの都合で
少し授業を工夫することができます。

しかし教科担任制では、
今説明したような例は通用しません。

クラスの事情による柔軟な授業を
することができなくなります。
 
 

教科担任制のデメリットを解消するには?解決策を検討!

では、教科担任制によって起こる
デメリットはどうすれば
解消できるのでしょうか?

考えられる案を2つ紹介します。

 

教員間での連携体制を作る

複数の先生が教えるということで、
進捗やクラスの特徴、児童の様子などを
細かく連絡しあう仕組みづくりが
必要だと考えます。

中学や高校とは違い、
小学校は基礎を学ぶ重要な場所です。

何か困ったことがあったらすぐに
情報を共有することで、
問題が大きくなることを防ぐのです。

 

教員の数を増やす

現在、教員の数は足りない状況です。

しかし、十分に児童を見るためには
教員の絶対数を増やすこと
最も大きな解決策になるでしょう。

1クラスを2人で教えるくらいの
体制になれば、かなり負担は
減るはずです。

 

まとめ

教科担任制は、学校によっては
高学年で既に導入されているところも
あります。

今後もその流れは広まっていくこと
でしょう。

しかし、今のままでは
問題点があるのも事実です。

多くの児童に質のいい教育をすること、
そして教員の負担も増やさないことが
重要事項です。

多くの人がこの問題に興味や関心を
持つことで、現場の状況も良くなることと
思います。

あなたもぜひ、この問題について
考えてみてはいかがでしょうか。
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