見られる現象です。
太陽と月の間に地球が来ることで、
太陽の光が遮られて月の一部が欠けます。
実は日食よりも貴重な月食は一夜だけのもの
なので、月食の日になると必ずニュースに
なりますね。
では、月食はどのようにして観察すれば
いいのでしょうか?
その見方を教えます!
実は、月食は肉眼で見ることができます。
夜に月が昇るところでは、基本的にどこでも
見ることができます。
ただ見るだけなら、特別な道具や
場所は要らないのです。
目次
月食を肉眼よりはっきり見るための便利なオススメ道具3選!
月食は肉眼で観察できます。そして、月が昇っていて曇りでなければ
どこでも見られます。
見える範囲ですが、月が昇る場所なら
どこでも見えるため特別な場所へ行く
必要もありません。
また、どこから見てもほとんど同じ
欠け方をするので、ベストポジションを
探す必要もありません。
極端な話、家の窓から眺めることも
できます。
必ず道具が必要な日食と比べると、
見るだけなら難易度はかなり低いですね。
思い立ったらすぐに見られるのが
月食のいいところです!
しかし、月食をもっとはっきり見たい人には
道具を使うことをおすすめします。
このような道具があると便利ですよ。
- 双眼鏡/望遠鏡
- カメラ(一眼レフ)
- ビデオカメラ
肉眼よりも細部を見たい人におすすめです。
どうしても肉眼では限界がありますが、
双眼鏡や望遠鏡を使って観察すれば
肉眼の何倍も鮮明に見ることができます。
一眼レフカメラやビデオカメラは、
月食を記録したい人におすすめです。
目で見るだけでも十分な雰囲気を
味わうことはできますが、せっかくなら
画像や動画に残したいですからね。
月食を観察時より楽しむために気を付ける3つのポイントとは?
月食は気楽に見ることができますが、少し気を付ける点もあります。
- 月の昇る時刻を確認する
- スマホカメラでは小さくしか写らない
- 防寒対策を徹底する
月の昇る時刻を確認する
月食の始まる時間は世界共通です。しかし、月の昇る時間は異なります。
自分の住んでいる地域は何時に月が昇るのか
あらかじめ確認しておきましょう。
ネットで検索するとすぐに確認できるので、
チェックしてみるといいですね。
スマホカメラでは小さくしか写らない
月食をスマホで写して思い出に残そうと考えている方もいるかもしれません。
実際私もそうしたことがあります…。
しかし、スマホのカメラでは、想像よりも
かなり小さく月が写ることになります。
迫力など皆無です。
後から画像を確認すると、何が起こって
いるのかすらよく分からない写真が
でき上がってしまうので注意してください。
しっかりとした写真を残したい方は、
望遠レンズを付けて撮影することを
強くおすすめします。
ビデオカメラのズーム機能を使うのも
望遠レンズには劣りますがアリですね。
防寒対策を徹底する
特に冬場の月食では、防寒対策が重要になります。
月食は夜間がメインなので、冬に観察する
場合は必ず手袋やマフラー、厚手のコート
などで寒さに備えましょう。
月食の観察では、長い時間ずっと立っている
だけなので、体が冷えやすくなります。
個人期には張るカイロを洋服に張り付けて
観察すると、かさばらないのでおすすめです。
まとめ
月食の見方や注意点が分かりましたね。月食は気軽に見ることができる一方で
本格的な観察をすることもできるため、
天文現象の中ではかぎりなく万人に
開かれた現象であると言えます。
また、月食は部分月食と皆既月食があり、
特に皆既月食では赤っぽい色の月を見る
ことができます。
普段は白っぽい月が赤くなるのは
なんとも神秘的ですよね。
このような月食を見られるチャンスが
訪れたら、ぜひ綺麗に写真におさめたい
ものです。
そのためにも、次の月食に備えて準備を
ばっちりしておきたいですね!