10年後はどうなる!?ドローン操縦士という仕事に将来性はあるの?

ドローン操縦士という職業をご存じでしょうか?

テレビなどで上空からの風景を撮影する時は、
以前はヘリコプターを使用したり、
クレーン車を使用したりしていましたが、
現在ではドローンを使用する事が多くなっています。

また、農薬散布や測量作業など、
ドローンを使った仕事内容は
近年増えてきているようです。

そんなドローンを使って仕事をするドローン操縦士ですが、
今後の将来性はどの様な物なのでしょうか?

おそらくですが、今後、
今まで以上にドローンを使った仕事が
増えてくると思います。

目次

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こんなことも出来るの!?ドローンを使って実現できる仕事とは?

元々ドローンの主な目的は、ヘリなどを使わずに、
簡単に上空からカメラ撮影や画像確認を行う事でした。

ですが、近年では簡単に空を飛ばせる、
というラジコン的な使いやすさと、
リアルタイムで上空画像が見えるという利点から、
専門的な知識を利用した仕事が増えてきています。

代表的なものとしては、
先ほども書いた、測量作業ですね。

上空からの風景を撮影するだけでなく、
画像から距離や高低差などを解析し、
立体化させるという測量士としての技能が
必要になってきます。

また、農薬散布の仕事も、どの様なスピードで、
どれくらいの量の農薬を撒くのかという
専門的な知識が必要でしょう。

その他にも、日本では(株)セコムが
2015年から防犯用ドローンを使用しています。

これは、侵入者を感知すると、
ドローンを出動させ、侵入者の車のナンバーや
姿を撮影するというサービスです。

 

もう世界で始まっている!?ドローンを使って行われている運送業の現状

それでは、今後もドローン+専門分野という形での
仕事内容が増えるのでしょうか?

それも勿論あるでしょうが、
それ以上に増えてくると予想される業務があります。

それは、輸送業です。

2020年8月29日に、
アメリカ連邦航空局が、アマゾン(Amazon)に対し、
ドローン配達サービス「プライムエア(Prime Air)」
の開始を許可しました。

これにより、アマゾンは無人航空システムの商業利用が
出来るようになったのです。

元々アマゾンは2013年からドローンの商用利用に
取り組んできていたのですが、
今回、それが実を結んだ形になります。

もっとも、
まだすぐにサービススタートという訳ではなく、
衝突防止や気候への対策など、
クリアしないといけない課題は山積みです。

とはいえ、許可したという事実がある以上、
ドローンを利用した配送サービスが
一般化される未来も遠くないでしょうね。

ちなみに、現時点では配送距離は
30分以内で行ける場所を配送エリアとしています。

また、アマゾンだけでなく、
アメリカのローカルスーパーマーケットや、
グーグルと同系列の会社、アメリカ郵便公社の傘下企業なども、
航空運送業者認証を取得しており、
将来的なドローンの配送を目指しているようです。

 

まとめ

現在、日本ではドローンを使用した輸送について
目立った動きはありません。

ですが、配送の効率化という問題を考えた時に、
空の輸送というものは
非常に重要なポイントになってくるでしょう。

従来の宅急便や郵便システムについても、
働き方改革や作業の効率化という
観点で見た時に、渋滞のない空を利用していく可能性は
かなり高いと言えます。

また、コロナウイルスの影響もあり、
ウーバーイーツのような食品宅配業の認知度も
爆発的に高まりましたが、
同時に爆走行為や当て逃げ事故など、今後社会問題に
なりそうな出来事も増えてきました。

これから先、新しい輸送手段として、
簡易な空の移動という手段は
間違いなく増えてくるでしょう。

ちなみに、ドローンを操縦するにあたり、
ドローン操縦士という民間資格もあるようです。

実際の所、ドローンを操縦するだけなら
資格もいらないようですが、もしあなたが
この先ドローンを使った仕事を目指そうとするなら、
今のうちから資格取得を目指して
勉強するのも良いかもしれませんね。

 
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