炊飯器で炊いているという方が
大半でしょう。
土鍋でご飯を炊くのも
昔から一定の人気があります。
炊飯器とは風味が異なり、
ふっくらとした仕上がりになりますよね。
しかし、土鍋でご飯を炊いたときには
芯が残るという問題が起こりがちです。
芯が残ったご飯は食感が悪くなりますね。
どうすれば芯が残らず、ふっくらご飯を
炊けるようになるのでしょう?
ご飯に芯が残らないようにするためには、
・米をきちんと浸水させる
・水の量を増やす
・しっかりと蒸らす
・具材は上にのせる(炊き込みご飯)
の4つのポイントがあります。
目次
芯を残さずにご飯を炊くために気をつけるべき4つのポイント!
土鍋ご飯の芯が残らないようにするためには・米をきちんと浸水させる
・水の量を増やす
・しっかりと蒸らす
・具材は上にのせる(炊き込みご飯)
これらの4つのポイントがあります。
なぜこれらが必要なのか、
理由と共に解説していきます。
米をきちんと浸水させる
ご飯の芯が残る大きな原因のひとつが、浸水時間が圧倒的に足りない
というものです。
早く米を炊きたいからといって、
浸水時間を短くしたり、浸水させずに
いきなり炊いたりすると芯が残る可能性が
非常に高くなります。
米の中心部まで水が浸透していないために、
固くなるのです。
湿度の高い夏ならだいたい30分間、
乾燥した冬なら45~60分間は
浸水させましょう!
汁の色が白く濁ってきたら
浸水が完了したという目安です。
時間を計り忘れた人は
汁の色も参考にしてみてください。
水の量を増やす
芯が残る原因として、そもそも水の量が足りてないということがあります。
炊飯中に水が足りなくなり、米の芯まで
ふっくら炊きあがらないということです。
炊飯の際は、
米1合に対して約200mlの水が必要です!
無洗米の場合はもう少し増やしても
大丈夫です。
ただし、水が多すぎると
米がベチャベチャになります。
柔らかいご飯が好きな人は
それでもいいと思います。
私も体調が優れなかったりお粥などを作る
予定があるときは、あえて水を多く入れる
こともあります。
自分の好みの量を見つけてみましょう。
しっかりと蒸らす
土鍋ご飯は、炊飯後に火を止めて米を蒸らす必要があります。
この作業を行わなかったり
時間が足りなかったりすると、
米の全体に蒸気がまわらず
芯が残ってしまいます。
まずは10~15分を目安に
蒸らしてみましょう!
ここでの注意点は、
途中でフタを開けないことです。
一度フタを開けてしまうと、
蒸気が大量に逃げてしまいます。
蒸らしが終わるまでは絶対に開けては
いけません。
そして、蒸らし時間も長すぎると
米がベチャベチャになってしまいます。
水の量と同様、
何度か試して好みの時間を見つけましょう。
具材は上にのせる(炊き込みご飯)
最後のポイントは炊き込みご飯を作るときのポイントです。
色々な具材と一緒に米を炊くわけですが、
具材は一番上にまとめてのせましょう。
米と一緒にかき混ぜると、
熱の通りがバラバラになります。
その結果、十分に熱が通っていない
米の芯が固くなります。
芯が残っても大丈夫!オススメのご飯救済アレンジ方法3選!
それでも芯が残ってしまうこともあるでしょう。
そういうときは
そのまま食べてもおいしくないので、
アレンジして食べるといいですね。
お粥や雑炊にする
お粥、雑炊、リゾットは水をたくさん使うレシピです。
芯が残って固いご飯は、
水を強制的に大量に使う料理に
変えてしまいましょう。
確実に柔らかくなります。
個人的に楽でおすすめできる方法は、
鍋のシメにすることです。
鍋の水分と出汁が効いて
とてもおいしくなりますよ。
チャーハンにする
チャーハンは、パラパラとして食感がおいしいですよね。
固めのご飯はそんなチャーハンを作るのに
うってつけです。
肉や野菜と一緒に炒めて
パラパラチャーハンにしてしまいましょう。
レンジで温める
なにがなんでも白米の状態で食べたいという人もいるかもしれません。
そのような人は、
食べる分だけ耐熱容器に入れて
レンジで温めなおしましょう。
500Wで1分半ほど温めます。
その後は様子を見ながら
時間を追加して温めていきましょう。
まとめ
土鍋ご飯は、芯が残らずきれいに炊ければ食感も風味も最高なものになります。
小さな土鍋で贅沢に
一人分のご飯を炊いてもいいですし、
大きな土鍋でご飯を炊いて
家族で食べるのもいいですね。
土鍋が大きくなるほど難易度も上がるので、
まずは小さな土鍋で1合~2合程度の米を
炊くことから始めてみるのが
いいと思います。
今回紹介したポイントを押さえて
自分好みのおいしい土鍋ご飯を
炊いてみましょう!