『運転免許証』のデジタル化促進が
大々的に発表されましたね。
バーコード支払いが徐々に浸透し、
お店の会員カードもアプリ連結で
便利に利用できるようになってきました。
お財布に収めていたものが、
全てスマホの中に移動しているような
感じですね!
この運転免許証のデジタル化も同様に、
スマホのアプリと連結化して
使用することが想定されており、
マイナンバーカードと一体化しての運用が
促進されることになると思われます。
ここには、
「マイナンバーカードを普及させたい!」
という政府の思惑も見え隠れしていますね…!
運転免許証のデジタル化は、
生活をより便利になることが
予想されています。
免許証を財布から紛失したり、
財布の中で探し回る必要もありません。
交通違反をした際も
データがオンライン上にあるため
照会や更新が即座にできるため、
時短にもなるでしょう。
また偽造が難しくなるため、
悪用防止にも繋がります。
でも、“良いこと”の裏には
大抵“悪いこと”があります。
予想されるメリット・デメリットを
わかりやすくご説明していきますね。
目次
デジタル化は世界でも!その大きなメリットとは!?
アメリカではすでに運転免許証のデジタル化は浸透していて、
普及率も高い水準になっています。
またオーストラリアやイギリス、
フィンランドやブラジルも
デジタル化を促進しているようなので、
この動きは世界的な傾向なんですね!
一歩早く利用されているアメリカでの
様子をみると、大きなメリットは
『更新』の手軽さです。
データがオンライン上にあるため、
住所変更などが従来より早く
できるようになることが予想されます。
提示が必要な際も、デバイスがあれば
簡単に表示させることが可能です。
また、2021年3月から、
マイナンバーカードは“健康保険証”
としての利用が可能となる予定です。
さらに、保険証に不随する機能として、
『健康診断結果』も閲覧可能になることを
目指していることから、将来的には、
『運転免許証』+『マイナンバーカード』
+『健康保険証』+『健康診断結果』が
一つのツールで閲覧可能になる
可能性があるいうことです。
全てがデジタル化することにより、
使い手としては管理が非常に簡単に
なると思いますし、利便性の向上は
間違いないでしょう!
デジタル化に壁?課題とデメリットとは!?
非常に便利な免許証のデジタル化ですが、最重要課題は“クラウド上での安全管理”
です。
情報漏洩問題は今でも定期的に
ニュースを騒がせますが、運転免許証と
マイナンバーカードが連動した状態で
情報漏洩してしまうと、悲劇としか
言いようがありません。
そういったことが万が一でも怒らないように
非常に高いレベルでのセキュリティ保護が
必要になります。
そういった危機に面するリスクの高さが
“デメリット”と言えるでしょう。
また、『データ通信ができない場所での提示』・
『デバイスがバッテリー切れだった際の提示』・
『スマホ普及率の向上』
などの課題も山積しているのが現状です。
まとめ
私は運転免許証のデジタル化自体は賛成なのですが、
上記で書かせていただいた通り、
セキュリティ面の不安がついて
回りそうですね。
色々情報を紐づけて利用するならその分、
万全の保護をしてほしいんですけど
この世に『完璧』なものは
絶対にありえませんからね…。
ただ、便利さの点で言えば、
「スマホ1つで外出できるチャンスが
広がったなぁ~」という感覚ではあります。
私はバーコード決済が楽で
現金をあまり持たなくなったのですが、
おかげ様で、財布の中に現金が
入っていないことを忘れて
意気揚々と買い物に行って、
レジ前で固まることがあるほど
活用しています。(笑)
免許証のデジタル化も課題点を完全にクリアして
普及してくれれば楽しみな分野だと感じています。
警察車両に設置する端末や、
システム構築などを考えれば
「今すぐ」の実用化は難しそうですし、
税金投入額も凄い額になりそうなのは
考えるのをやめておこうと思います。(笑)