アメリカのマイアミ・ビーチで開かれる、
世界で最も大きなアートフェアのひとつ!!
アートフェアとはアーティストの作品売買が行われたり
新作が発表されるイベントです!
おおもとのアートフェア、『アート・バーゼル』は
スイス北西部のバーゼルで始まったもの。
その後マイアミ、香港でも開催されるようになり、
今ではABMB、『アート・バーゼル香港』のそれぞれが
来場者数およそ8万人超の大規模アートフェアと
なっているのです!
最初は覚えづらかった名前も
ここまでくるときっと余裕ですね!
アート・バーゼル・マイアミ・ビーチで
「ABMB」です!
目次
アートコレクターの仲間入り⁉私でもABMBに入場することは出来るの?
結論から言うと、入場料を払えばあなたも入場することができます!
ただし忘れてはいけないのは
世界最大規模のアートフェア・ABMBは
主にアートの専門家やアートコレクターを
ターゲットにしているということ!
つまり中には残念ながらVIPでなければ
見ることができない作品もあるのです。
とはいえ、ABMBに参加したギャラリーの数は
2019年開催時にはなんと269!!
彫刻・絵画・写真・映像の他にも
インスタレーション、パフォーマンスなど
様々なアートを見ることができますよ!
さらにABMB開催時には、
マイアミの美術館やアート施設などで
様々なイベントやプログラムが企画されています!
ABMBでたくさんのアート作品を見た後に
メイン会場周辺のアートフェアで気に入った作品を
お安く手に入れるというのも楽しそうですね!
ブレイクのきっかけはここにある!ABMBに参加しているのはどんな人?
では一般に公開されていない作品をつくったり買ったりする人って
どんな人たちなんでしょう?
まず、ABMBに参加する
アーティストやギャラリーは、
選定委員会による厳しい選考基準を
満たした人々です。
また選考基準だけでなく、
出展期間中の滞在費や作品の輸送にも
多額のお金がかかるため、
応募する段階で自然とギャラリーの数も
限られていきます。
しかし、それでも
約300の出展枠に1000件以上もの応募が
あるというから驚きです!!
そしてアートフェアの主なターゲット
となっているのがアートコレクター、
つまりアート作品の収集家たちです。
というのも、アーティストにとって
影響力のあるアートコレクターに
名前を知られる事や作品を知ってもらう事は
その後の活動においてとっっても重要です!
たとえば世界でも有名なアートコレクターが
「この作家はすごく面白いよ!」と発信すれば
他のアートコレクターが興味を示す事はもちろん
ゆくゆくは美術館などに展示される可能性も
高まりますよね!
作品を売買したり新しい作品を発表する事で、
アーティストやギャラリーが有力なアートコレクターと
つながりを持つ絶好の機会、それこそがABMB!!
そりゃあ主催者がVIPであるビッグアートコレクターを
優遇するのも分かります!
だから、ある種閉鎖的な側面を持つABMBへの参加は
アーティストやギャラリー、アートコレクターにとって
いわばステータスとなっているのです!
まとめ:これからのABMBに期待大!!
先日、2020年12月3~6日に予定されていた『アート・バーゼル・マイアミ・ビーチ』(ABMB)が
新型コロナウイルスの影響で中止になることが
発表されました。
母体の『アート・バーゼル』や
姉妹フェアの『アート・バーゼル香港』と同様に
オンラインでの開催が予定されています。
世界でも有数のアートフェアが
中止になってしまったことは残念ですが、
来年度以降どうなるのかとても楽しみです!
もしあなたが身近にアートを感じたい!
新進気鋭のアート作品に触れてみたい!
と思ったら、ABMBへ行く計画を
立ててみるのもアリではないでしょうか!!