少しずつブームになっています。
従来の盆栽は、サイズも大きく
外で育てるものでした。
手入れもきちんとしなければならず、
なかなか手を出しにくい
イメージがありますよね。
しかしミニ盆栽は、
手のひらに収まるくらい小さな盆栽なので
初心者でも育てやすいです。
部屋の中でも育てられるので、
インテリアとしても活用できます。
今回は、室内でミニ盆栽を育てるときに
おすすめの品種を紹介します。
・黒松(クロマツ)
・真柏(シンパク)
・コケモモ(カマツカコケモモ)
・姫リンゴ
この4つがおすすめです!
目次
室内でも育てやすい!ミニ盆栽4種それぞれの特徴とは?
盆栽は品種によっていろいろな色や形があります。
今回紹介するのは
伝統的な見た目をした
・黒松(クロマツ)
・真柏(シンパク)
と、
洋風のインテリアにも合う
・コケモモ(カマツカコケモモ)
・姫リンゴ
です。
詳しく解説していきましょう。
黒松(クロマツ)
黒松は盆栽初心者に向いています。というのも、松は基本的に丈夫で、
熱さや寒さにも強いからです。
黒松は、
ツンツンと尖った葉が特徴です。
屋外にあるような大きな黒松は、
松ぼっくりがなることでも
有名だと思います。
畳のある、和風の部屋に置くと
良く似合います。
黒松の盆栽は主張をしすぎないので、
わびさびを感じることもできます。
盆栽は冬になると
葉の色が抜けて渋い見た目になるものが
多いのですが、
黒松の葉は冬でも青いままなので
部屋の雰囲気を暗くしてしまうことも
ありません。
日当たりがよく、風通しもいい場所で
育てましょう。
日陰に置くのは禁物です。
真柏(シンパク)
真柏は、ヒノキ科の樹木です。名前にもある通り、
柏(かしわ)の仲間でもあります。
真柏の見た目ですが、
よくアニメに出てくるような盆栽を
イメージしてもらえれば
分かりやすいですね。
葉は太めで、全体的にこんもりとした
葉のつき方になります。
遠目から見ると、
雲のように見えることでしょう。
和風の部屋によく似合いますが、
黒松よりもどっしりとしているので
モノトーンの部屋に置くと
存在感を放ちます。
アジアンテイストな部屋に飾るのも
いいですね。
育てる際は、風通りがよく
日当たりのいい場所に置きましょう。
また、黒松と違って
半分日陰になっているような場所に
置いても枯れにくいです。
コケモモ(カマツカコケモモ)
コケモモは、実のなるタイプの盆栽です。葉は小さく丸い形をしていて、
葉よりも小さなまんまるの実が
たくさん実ります。
(実は食べられません。)
季節によって実の色が
黄色から赤色に変わるので、
季節ごとの変化を楽しむのに
うってつけです。
実をつける盆栽ですが、
スタイリッシュな見た目をしているので
洋風のインテリアによく似合います。
また、机の上が寂しい人なら、
コケモモをひとつ置くだけで
かなり華やかになります。
日当たり、風通しのいい場所へ置いて
育てましょう。
姫リンゴ
こちらも身のなる盆栽です。名前の通り、小さなリンゴがなります。
夏には緑色のリンゴが、
冬になると真っ赤に染まります。
姫リンゴという名前ですが、
食べることはできません。
先ほど紹介したコケモモよりも
実の主張がかなり強いので、
他のインテリアが多い部屋でも
インパクトのある盆栽と
なってくれるでしょう。
姫リンゴも、風通し、日当たりの
いい場所で育てます。
直射日光に弱いので、
特に夏場は日差しに注意してください。
置き場所に注意!?ミニ盆栽を育てる2つのポイント!
ミニ盆栽は普通の盆栽と違う部分があるので、
以下の2点に注意しましょう。
たまに外へ出すこと
ミニ盆栽と普通の盆栽の違いは、育てる場所です。
ミニ盆栽は室内で育てますが、
本来盆栽は屋外で育てるものです。
日光が足りないと枯れてしまう原因に
なるので、週に一回~月に数回くらいは
外へ出しましょう。
盆栽の種類によっては
外に出さないほうがいい季節もあるので、
調べてみてくださいね。
エアコンの風を直接当てない
盆栽にとって、エアコンの風は乾燥の原因になります。
せっかく水やりをしても
エアコンの風で乾いてしまうことに
なるので、エアコンの風が直接当たる
位置に盆栽を置かないように
しましょう。
まとめ
今回は4種類のミニ盆栽を紹介しました。
このほかにも、ミニ盆栽には
たくさんの種類があります。
紅葉が見られるモミジや、
大きな花を咲かせるツバキなど、
育てるのにコツがいる種類もあります。
まずは今回紹介したミニ盆栽を
育ててみて、徐々に増やしていくのも
楽しそうですね。
盆栽は日本の伝統ですが、
最近では本格的に行なう人は
そう多くありません。
しかし、ミニ盆栽なら
手軽に始めることができます。
ぜひ、ミニ盆栽を通じて
日本の文化に触れる体験を
してみましょう。